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ニュース・フラッシュ

鉱種:
亜鉛
2016年12月16日 リマ 迫田昌敏

ペルー:Trevali Mining社、Santander鉱山の探鉱成果を報告

2016年12月15日、Trevali Mining社(本社バンクーバー)は、開発中のSantander亜鉛・鉛・銀鉱山(Lima州)において、高品位亜鉛・鉛・銀鉱床の規模がさらに広がりつつある探鉱成果を報告した。

同社プレスリリースによると、同鉱山坑内で実施中の8本のボーリング調査結果のうち、3.4m間でZn 11.5%、Pb 9.9%、Ag 14.8oz/t(約460g/t)や2.55m間で、Zn 9.9%、Pb 10.7%、Ag 5.7oz/t(約177g/t)が特筆されるという。Mark Cruise同社CEOは、Magistral Central鉱体とMagistral North鉱体が深部でつながることを確認し、現時点で確認されたこの塊状硫化物鉱体の規模は少なくとも600m以上あり、全方位に探鉱余地は残されていると述べた。同鉱山は現在年産52百万lb(約23.6千t)の亜鉛を生産している。同社では、2017年に、粗鉱処理能力の拡張に乗り出すか否か決定する模様である。

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