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- 金 ベースメタル
ボリビア:Orvana Minerals社、金増産計画
2016年12月13日、Orvana Minerals社(本社トロント)は、決算報告と今後の操業見通しを発表し、ボリビアにおける金生産を増やす計画であることを明らかにした。
同社のDon Mario金鉱山(Santa Cruz県)の2016会計年度(2015年10月~2016年9月)の生産量は21,102oz(約656㎏)であったのに対し、設備更新後の2017会計年度(2016年10月~2017年9月)の生産量は35,000~40,000oz(約1.1~1.2t)を見込んでいる。一方、銅と銀は減産し、2016会計年度に、銅10.5百万lb(約4.8千t)と銀381,523oz(約11.9t)だったのに対し、2017会計年度には、銅7~7.5百万lb(約3.2~3.4千t)と銀150千oz(約4.7t)を見込んでいる。
同社は、同鉱山において、1.84g/tの金品位を持つと推定されている約2.2百万tのストックパイル酸化鉱を、CIL回路で再処理する計画で、このため、2017会計年度第2四半期までに、ボリビア国内の匿名の銀行から7.9百万US$の資金を確保したと述べた。同社のJim Gilbert CEOは、25%以上金回収率を上昇させる、このCIL再処理プロジェクトは、ボリビアにおける収益機会の延命を可能にすると述べた。
