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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル
2016年12月26日 メキシコ 森元英樹

ドミニカ共和国:金鉱山の現況

2016年12月22日付け業界紙は、ドミニカ共和国の金鉱山の概要を報じている。

  • Romero鉱山は、同国で最も先進的なプロジェクトであり、また、高い経済性を有している。2016年プレFS調査では、金・銅の粗鉱生産量2,800t/日、年間生産量(金量換算)109,000oz(約3.4t)を見込んでいる。また、各市況、金1,300US$/oz、銀20US$/oz、銅2.50US$/lbと仮定した場合のPost-tax IRRは28.2%、初期投資額は159百万US$と推定している。GoldQuest社は、各許認可手続を進めつつ、Romero Sur構造の開発調査を進めている。なお、同鉱山50㎞にはTireoプロジェクトがあり、2016年には穿孔試験が行われている。
  • NEITAプロジェクトは、Santo Domingo北西200㎞に位置し、面積22,600haのUnigold社保有のプロジェクトである。同プロジェクトでは、無数の鉱化帯が確認されており、特に2015年の調査において5.27g/tの品位が捕捉されているCandelones構造に注目が集まっている。
  • Juan de Herreraプロジェクトは、Romero鉱山とTireoプロジェクト近隣に位置し、Precipitate Gold社が保有する面積12,700haのプロジェクトである。現在、同社は、地質調査及びボーリング調査を進めている。
  • Everton Resources社は、Pueblo Viejo鉱山境界に隣接するCabirma del Cerroプロジェクトの探鉱を進めており、また、Pueblo Viejo鉱山約30㎞に位置するArroyo Carpinteroプロジェクトの探査活動を行っている。
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