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メキシコ:加Santacruz Silver社、San Felipe多金属プロジェクトの売却プロセス協議は難航か
2016年12月26日付け業界紙等によると、加Santacruz Silver社(本社:バンクーバー)は、同社がSonora州に保有するSan Felipe多金属プロジェクトの売却プロセス協議の終了を発表した。同社は、2016年12月に同鉱山をSonora州Hermosillo市の企業(社名未公表)に15百万US$、プラスIVA(付加価値税:Value Added Tax)で売却することを発表していた。
他方、Santacruz Silver社の関係者は、両社協議において支払いの大枠については合意に至っているものの、具体的な条件については引き続き議論することとなり、本件の支払いは何ら行われていないと述べている。同社は、San Felipeプロジェクトの作業中止を2014年に発表しており、更に、同プロジェクトに係る減損損失16.7百万US$を計上していた。なお、2014年のプレ経済性評価では、銀価格を19.91US$/ozと仮定したIRR(内部収益率)は37.7%と推計されている。
