ペルー：2016年11月の鉱産物生産量

2016年12月30日、エネルギー鉱山省が2016年11月の鉱産物生産量を公表した。銅生産量は依然として前年同月を大きく上回り、2016年1～11月の銅生産量は、前年同期比42％増の215万t余となった。同省Marcos Villegas鉱山総局長は、銅輸出は、2016年の総輸出額の27％超を占める最大の輸出品であると述べた。2016年1～11月の銅生産量の州別生産量は、123％増産したArequipa州（476千t）がトップで、Ancash州（417千t）、Cusco州（339千t）、Las Bambas鉱山がスタートしたApurímac州（300千t）と続く。また、鉱山別では、Cerro Verde鉱山が474,763tでトップ、Antamina鉱山407,098t、Las Bambas鉱山300,410t、Antapaccay鉱山202,817t、Cuajone鉱山160,070t、Toromocho鉱山144,810t、Constancia鉱山136,114tと続く。

11月の金生産量は、Hochschild Mining社とTahoe Resources社の増産により、前年同期比7.4％増となった。11月の亜鉛生産量も、Antamina鉱山の増産により9.7％アップした。11月の鉄鉱石は、毎年のようにストライキのある唯一の生産者Shougang Hierro Perú社が通常の操業に戻り67％増。