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ニュース・フラッシュ

2017年1月6日 リマ 迫田昌敏

エクアドル:Windfall Tax法案可決

2016年12月23日~2017年1月2日付け地元紙によると、エクアドル国会で審議されていた「Ley de Plusvalía」法案(通称Windfall Tax法案)が、12月27日、最終審議が行われ、採決の結果、政府原案どおり可決された。12月30日、Rafael Correa大統領は同法案を批准・署名し、同日の官報に掲載され発効した。

同法案の対象範囲は主として民間不動産取引で、超過利益に対し75%の課税がなされることになるが、鉱山企業に対しては、プロジェクトにおいて、プロジェクト開始から生産開始までと、生産開始後、累積投資を回収してから4年後までWindfall Taxは適用されないこととなり、また、超過分に対する税率は、これまでどおり70%で、変更はされなかった。鉱業分野への投資に対するインセンティブが意識されたものと考えられる。

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