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ニュース・フラッシュ

鉱種:
鉄鉱石
2017年1月9日 シドニー 矢島太郎

豪:Atlas Iron社、WA州Corunna Downs鉄鉱石鉱床は有望とのDFS結果を発表

2016年12月21日、豪州の鉄鉱石生産企業Atlas Iron社はWA州ピルバラ地域のCorunna Downs鉄鉱石鉱床に関する詳細なFS(DFS)結果を発表した。

DFSにより、同社鉱区における同鉱床はアップグレードなしに出荷可能な鉄鉱石(direct shipping ore)を年間400万t、5~6年生産することが可能との結果が得られている。さらに、推定鉱山開発費用は4,700~5,300万A$であり、鉄鉱石の生産コスト(C1 cash costs)は37~43A$/wmtとなる予定である。また、生産コストの損益分岐点は43A$/wmtと発表されている。

同鉱床はPort Hedlandの南東237㎞に位置しており、資源量6,410万t、品位57.2%Fe、鉱石埋蔵量は2,110万t、品位57.0%Feと発表されている。鉄鉱石はPort Hedland港までトラックにより運ばれる予定である。同社は同鉱床の最終的な開発の判断を2017年4~6月四半期に行う予定であり、開発を進める場合は鉱山の操業開始を2018年1~3月四半期に予定している。

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