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- 銅 ベースメタル
米:Taseko社、Florence銅プロジェクトの経済性評価を更新
2017年1月16日、米Taseko Mines Ltd.社は、同社がAZ州で開発中のFlorence銅プロジェクトについて、回収技術の評価を改めたことにより経済性が向上したことを発表した。
当該プロジェクトは精錬方法としてSxEw法を採用しているが、2016年に完了した実証試験により2013年に同社が発表した技術レポートの通り70%の回収率が確保できる見通しとなったことで、従前の評価よりも運用コストの低下及び生産量の増加が見込まれることを示した。これにより、新たな経済性評価結果として、可採鉱量(銅量)1.7blb(約770,000t)の鉱体に対して、マインライフ21年、税引き前NPVは920US$(割引率7.5%)、税引き前IRRは44%と見積もられた。
同社は2017年に生産テスト施設の建設を開始し、開発に向けた取り組みを続ける見通し。
