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ニュース・フラッシュ

鉱種:
2017年1月17日 ジャカルタ 山本耕次

インドネシア:PT Freeport社が鉱業事業契約をIUPKに変更することに同意

2017年1月16日付地元メディアによると、PT Freeport Indonesia社(PTFI)は、現行の鉱業事業契約(Contract of Work)を新政令2017年第1号に基づいた特別鉱業事業許可(IUPK)に変更することに最終的に同意した。この変更により、同社は銅精鉱の輸出が延長可能となる。

PTFI広報担当者Riza Pratama氏は地元紙のインタビューに対してIUPKへの変更を認め、一方、IUPK内の諸条件についてインドネシア政府と法的及び財政的な保証を得たいとの考えを示した。

PTFIは東ジャワ州Gresikにおける銅製錬所建設にコミットしているが、現時点では進捗率は14%であると言われている。同社は製錬所建設に2.2bUS$の資金を、また、グラスベルグ鉱山の坑内開発に数十億US$の資金を投入する予定であり、このような巨大な投資にはIUPKの期間を2041年まで延長する必要があると主張している。

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