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- 鉱種：
- 金 銅 銀 亜鉛
メキシコ：メキシコ国内に稼働鉱山を保有する加First Majestic Silver社、米Argonaut Gold社、加Avino Silver and Gold Mines社の2016年生産量
2017年1月17日付け業界紙等は、メキシコ国内で操業を行っている加First Majestic Silver社、米Argonaut Gold社、加Avino Silver and Gold Mines社の2016年及び同年第4四半期の生産量等の概要を以下のとおり報じている。
メキシコ国内に6つのプロジェクトを保有する加First Majestic Silver社（本社：バンクーバー）の2016年第4四半期の銀生産量は、対前年同期3.06百万oz（約95t）から2.82百万oz（約89t）に下落したものの、2016年の銀生産量は対前年比6％増の11.8百万oz（約367t）となった。また、2016年の金生産量は62,436oz（約1.9t）であった。 なお、同社は、2017年計画において銀生産量を11.1～12.4百万oz（約345～385t）、直接費（Direct Cost）6.06～6.48US$/oz、全維持コスト（AISC）11.96～12.88US$/ozと推計している。
メキシコにEl Castillo鉱山、La Colorada鉱山を保有する米Argonaut Gold社の2016年第4四半期の金生産量は、対前年同期30,399oz（約0.9t）から13％上昇し34,384oz（約1.1t）となったものの、2016年生産量は2015年139,059oz（約4.3t）から122,097oz（約3.8t）に下落した。更に、2016年の直接費も下方修正され825～875US$/ozとなった。同社は、2017年の生産計画において、生産量を115,000～130,000oz（約3.6～4.0t）と設定し、直接費を725～775US$/ozと推計している。 なお、同社は2017年の鉱山投資額を75.8百万US$と見込んでおり、うち35.5百万US$をSan Agustín金・銀・亜鉛プロジェクト（Durango州）に投入する計画である。
Avino鉱山、San Gonzalo鉱山を保有する加Avino Silver and Gold Mines社の2016年第4四半期の銀生産量は対前年同期比2％増の419,355oz（約13t）、同金生産量は対前年同期比63％増の2,581oz（約0.1t）となった。結果、2016年の生産量は金、銀とも対前年比1％上昇し銀1.61百万oz（約50t）、金7,119oz（約0.2t）となった。 一方、銅生産量は、2016年第4四半期が対前年同期比41％減の755,645lb（約343t）となり、その結果、2016年の生産量は対前年比11％減の4.21百万lb（約1,910t）となった。
