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ニュース・フラッシュ

2017年1月20日 リマ 迫田昌敏

ペルー:2016年鉱業セクターCanon税の地方送付額は2015年比31%減

2017年1月17日付け地元紙によると、2016年に中央政府から州政府や郡・区役所に送付された鉱業セクターのCanon税(2015年に鉱山企業が納付した所得税の50%)は1,565百万ソーレス(約469百万US$)で、前年の2,260百万ソーレスから31%の減少となった。鉱業セクターCanon税の地方送付額は、直近ピークの2012年に5,124百万ソーレスであったが、2013年に3,817百万ソーレス、2014年に2,979百万ソーレスと減少傾向が4年継続している。
2016年に鉱業Canon税が最も多く送付されたのは、Áncash州(314百万ソーレス)で、次にLa Libertad州(253百万ソーレス)、Cajamarca州(217百万ソーレス)、Moquegua州(189百万ソーレス)、Tacna州(178百万ソーレス)、Puno州(87百万ソーレス)の順(上記6州で全体額の83%を占める)。送付額減少は金属価格の低迷が影響したものとみられる。

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