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ニュース・フラッシュ

鉱種:
亜鉛
2017年1月20日 リマ 迫田昌敏

ペルー:Trevali Mining社、Santander鉱山の2016年生産量発表

2017年1月17日、Trevali Mining社(本社バンクーバー)は、カナダに保有するCaribou鉱山にあわせてペルーのSantander鉱山(Lima州)の2016年生産量を発表した。
同社プレスリリースによると、Santander鉱山の2016年生産量は、亜鉛61,255,238lb(約27.8千t)、鉛19,256,247lb(約8.7千t)、銀813,807oz(約25.3t)だった。
2016年の粗鉱処理量は863,307tで、当初目標73万t(2,000tpd)を約18%上回った。粗鉱亜鉛品位4.27%、鉛品位1.23%、銀品位約39g/t、亜鉛回収率89%、鉛回収率86%、銀回収率71%だった。
同鉱山では現在、亜鉛品位の高いMagistral Central and Southゾーンを主力とした採掘をしており、鉛生産量は少なくなっているが、最近発見されたMagistral NorthゾーンとOyonゾーンの高品位鉱体への斜坑掘削中で、2017年後半には鉛・銀生産量が増加すると述べている。同鉱山の2017年の生産見込みは、亜鉛63~65百万lb(約28.6~29.5千t)、鉛12~14百万lb(約5.4~6.4千t)、銀700~900千oz(約21.8~28.0t)。

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