ペルー：Constancia銅鉱山、2017年生産量は前年比減産の見込み

2017年1月17日、Constancia銅鉱山（Cusco州）を経営するHudBay Minerals社（本社トロント）は、同鉱山の2017年生産量は、銅金属量100～115千tを見込んでおり、2016年の生産実績133,432tから減産となることを明らかにした。減産理由は粗鉱銅品位の低下と同社は述べている。
同鉱山においては、2017年に廃さい関係設備のために52百万US$を充てるとした。また、2016年11月、今後5年間で54百万US$（土地取得費用を除く）を投じて開発すると発表した同鉱山のPampacancha鉱床について、2018年後半の操業開始を見込み、2017年に25百万US$を投じると述べた。
同鉱床は、確定鉱石埋蔵量23百万t（平均銅品位0.52％、平均モリブデン品位142g/t、平均金品位0.298g/t、平均銀品位4.28g/t）、推定鉱石埋蔵量20百万t（平均銅品位0.44％、平均モリブデン品位159g/t、平均金品位0.252g/t、平均銀品位3.74g/t）を持つとされる。