ニュース・フラッシュ
2017年1月23日
シドニー
矢島太郎
豪:Image Resources社、WA州Boonanarringミネラルサンド鉱床のBFS資源量を発表
2017年1月13日、Image Resources社(Image社)はWA州Boonanarringミネラルサンド鉱床に関する詳細なバンカブルFS(BFS)から得られた新たな資源量を発表した。Image社はパースの北方約120㎞に位置するBoonanarring鉱床の100%権益を所有しており、同鉱床はIluka Resources社やTronox社のミネラルサンド鉱区が分布するNorth Perth Basin内に存在する。
Image社が2013年に実施したFSでは資源量は2,150万t(ヘビーミネラルカットオフ品位2.5%;ジルコン20.7%、ルチル3.6%、リューコキシン5.7%、イルメナイト49.3%)だったが、現在実施中のBFSによって103%増加して4,370万t(ヘビーミネラルカットオフ品位2.0%;ジルコン18.1%、ルチル2.6%、リューコキシン2.2%、イルメナイト49.1%)となった。ミネラルサンド品位の低下は2013年以降、10年以上のマインライフにするために広範囲でボーリング調査を実施して鉱床の分布域が拡大したためであると同社は説明している。同社はBFSを2017年の3月末に完成する予定であり、ミネラルサンドの生産開始を2018年2月に開始する計画である。