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ニュース・フラッシュ

鉱種:
亜鉛
2017年2月3日 リマ 迫田昌敏

ペルー:Palma多金属プロジェクト、ボーリング調査準備

2017年1月25日付け地元紙によると、Volcan Compañía Minera社(本社リマ)子会社のCompañía Minera Chungar S.A.C.社は、Palma多金属プロジェクト(Lima州)において、約3万mのボーリング調査(坑内ボーリング27孔計8,300m、地表ボーリング65孔計21,300m)を計画している。すでにこの前週に、このボーリング計画を含む半詳細環境影響評価書(EIA-sd)がエネルギー鉱山省に提出された。
同プロジェクトは、Cerro Lindo、Colquisiri、Perubarと類似した地質環境にある塊状火山性硫化物鉱床で、現在、プレFSに先立つ資源量確認段階にあるが、Volcan社の亜鉛生産量を20%、鉛生産量を25%、それぞれ増産させる可能性を持つと期待されている。現在まで同社で実施された25,000mのボーリング調査により、深さ方向に約600mの連続した亜鉛鉱化作用(最高品位Zn 5.9%)が確認されている。

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