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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル
2017年2月3日 リマ 迫田昌敏

ペルー:Antakori銅金プロジェクト、3月からボーリング調査開始

2017年2月2日付け地元紙によると、Regulus Resources社(本社バンクーバー)は、Antakori銅金プロジェクト(旧Sinchaoプロジェクト、Cajamarca州)において、2017年3月上旬から、延べ15,000~18,000mのボーリング調査を開始する。
同社の現地子会社Southern Legacy Peru S.A.C.社が、2017年1月23日、Compañía Minera Coimolache S.A.社(Buenaventura社40.1%、Espro S.A.C.社15.7%、Southern Legacy Peru S.A.C.社44.2%からなるJV社)と、共同探鉱契約に調印した。この契約は、プロジェクトエリアへのアクセスを両社が共有し、隣接してCoimolache社が保有している金銅プロジェクトとAntakoriプロジェクトの一体的な開発をサポートする。nAntakoriプロジェクトは、2012年7月に公表された、17,000mのボーリング調査結果を基にしたNI43-101ベースの予測鉱物資源量で、露天掘り対象(カットオフ品位0.2%銅相当)125.4百万t、金平均品位0.25g/t(金量約31t)、銅平均品位0.28%(約351千t)、銀平均品位6.6g/t(約828t)、坑内掘り対象(ブロックケービングによるカットオフ品位0.5%銅相当)169.4百万t、金平均品位0.44g/t(金量約75t)、銅平均品位0.63%(約1,067千t)、銀平均品位12.8g/t(約2.17千t)、合計294.8百万t、金平均品位0.36g/t(金量約106t)、銅平均品位0.48%(約1,415千t)、銀平均品位10.2g/t(約3.01千t)を持つ。Cajamarca市の北約60㎞に位置し、スカルン、ポーフィリー、高硫化型鉱脈タイプの性格を併せ持つ、世界クラスの銅金鉱床と目されているが、詳細な調査は及んでいない。

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