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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル
2017年2月6日 シドニー 矢島太郎

豪:Newcrest社、2016年10~12月四半期の産金量微減、年間生産目標量達成可能な見通し

2017年1月30日、豪州の産金最大手Newcrest Mining社(Newcrest社)は、2016年10~12月期四半期報告を発表し、同四半期の産金量が前四半期615,498oz(19.14t)から614,715oz(19.12t)に微減、産銅量が前四半期23,723tから25,176tに6.1%増加したことを発表した。nNewcrest社は2016年10月にPNGのHidden Valley金鉱山の50%権益を南アのHarmony Gold社に売却したが、PNGのLihir金鉱山及びNSW州Cadia金銅鉱山の鉱石処理能力が向上して産金量の減少を支えた。2016年10~12月四半期のLihir金鉱山の産金量は7.08t、Cadia金銅鉱山の産金量は5.57t、産銅量は19,383tだった。
地元各紙はかつて多くのトラブルを抱えていたLihir金鉱山がNewcrest社の産金量を支えたと伝えており、同社が2016/17年度に年間生産目標量として掲げた金73.1~80.9t、銅8~9万tは達成可能な状況と報じている。

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