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- 鉱種:
- 亜鉛 ベースメタル
中国:五鉱集団、2017年鉛亜鉛精鉱生産量が継続的に減少
安泰科によれば、五鉱集団の2017年の亜鉛精鉱生産量は39.8~45.6%の削減となる6.5万~7.2万tであることを発表した。Golden Grove鉱山を売却したため、2016年の亜鉛精鉱生産量は12.0万tであった。n2016年第4四半期の亜鉛精鉱は対前月比35.8%増の3.5万tである。2015年の第4四半期では12.4万tであった。
同社が保有するGolden Grove鉱山による2016年の亜鉛精鉱生産は前年比30.8%減の3.8万tである。同社の亜鉛精鉱総生産の1/3を占めている。
五鉱集団は、2016年、Golden Grove鉱山及びRosebery鉱山の2鉱山でしか生産していない。Rosebery鉱山は多金属鉱山で、豪州タスマニア州に位置し、2016年の亜鉛精鉱生産量は前年比11.6%減の8.1万tである。2017年には、当該鉱山の鉱石品位の低下のため、生産量も減少する見込み。2017年は、当該鉱山が稼働して82年目になり、2017年の亜鉛精鉱生産量は6.5万~7.2万tとなる見込み。
同社の亜鉛精鉱生産量を増やすために、現在Dugald River鉱山を建設している。現在、45%の工事を完了しており、亜鉛精鉱も2018年上半期に産出することができる。
五鉱集団の2016年の鉛精鉱生産量はCentury鉱山を閉鎖したため、前年比72.0%減の3.0万tである。2016年第4四半期の鉛精鉱生産量は、対前年同月比29.5%増の8,761t、対前年同期比91.8%減少した。
五鉱集団の2017年の鉛精鉱生産量は、対前年比16.6~39.9%減の1.8万~2.5万tを産出予定。