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豪:Barrick Gold社、Super Pit金鉱山の中国企業への売却計画が行き詰まり
2017年2月8日付けのメディア報道によれば、Barrick Gold社が同社保有のSuper Pit金鉱山の50%分の権益を中国企業に売却するという計画が行き詰まっている。同鉱山はWA州のKalgoorlieに位置する豪州最大の露天掘りの金鉱山である。
情報筋によれば、中国の不動産開発のShandong Tyan Home社の子会社であるMinjar Gold社が、他の買い手の候補よりも高値を提示しているが、売買金額である13億US$の資金の確保が遅れている。また中国の規制当局からの買収の許可を求めているところである。情報筋によればBarrick Gold社は依然としてMinjar Gold社への売却に関心がある。nMinjar Gold社は、2015年にKirkalocka金プロジェクト(WA州)を買収し、2016年8月にはEvolution Mining社から5,200万A$(4,000万US$)でPajingo金鉱山(QLD州)を買収することに合意した。一方、カナダ企業であるBarrick Gold社は世界最大の産金企業であるが、2013年以降、数か所の豪州の金鉱山の権益を売却している。