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豪:Panoramic Resources社、WA州Savannahニッケル鉱山のマインライフを10年延長可能
2017年2月2日、ニッケル・金・白金を対象とするPanoramic Resources社は、ニッケル価格低迷のために2016年5月に操業を休止したWA州Savannahニッケル鉱山の操業を再開するためのFSを実施した結果、同鉱山の操業を低コストで再開し、Savannah North鉱床の開発も行うことでマインライフを10年に延長することが可能との結果が得られたことを発表した。2016年1月時点では、同鉱山のマインライフは7年9か月とされていた。nFSにより、同鉱山の操業再開にかかるコストは2,000万A$程度と低コストであることが判明した。また、SavannahとSavannah North鉱床をあわせた鉱石埋蔵量は821万t(ニッケル1.37%、銅0.64%、コバルト0.09%)であり、終掘までニッケル112,600t、銅52,400t、コバルト7,600tを生産可能との結果を得ている。年間生産量はニッケル9,700t、銅5,000t、コバルト670tを見込んでいる。しかし、今回の発表では操業再開の明確な時期は同社から示されていない。
同鉱山はWA州北東部の東部Kimberley地域に位置する硫化物ニッケル鉱床である。同社は同鉱山の操業を2004年に開始し、12年間で既にニッケル94,600t、銅53,000t、コバルト5,000tを生産している。