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- 銅
インドネシア:PT Antam、PTFI及びPT Smelting社がアノードスライム処理に関する覚書を締結
2017年2月8日付地元メディアによると、国営鉱山公社PT Aneka Tambang社(PT Antam)はPT Freeport Indonesia社(PTFI)及びPT Smelting社と、アノードスライム及び貴金属精錬プロジェクトに関する覚書を締結した。nPT Antam事業開発部長Johan Nababan氏は、今回の覚書に従って、PTFIとPT Smelting社は銅精鉱製錬の副産物としてのアノードスライムを、PT Antamが建設する予定の精錬所に供給し、PTFIは銅精鉱の3分の1を、東ジャワGresikにあるPT Smelting社の製錬所に対し供給する、と述べた。nNababan氏はまた、PT Antamが独自にアノードスライム及び貴金属精錬所を建設する計画があり、投資額は120mUS$を見込んでいると発表した。この精錬所は年6,000tのアノードスライムを受け入れる能力があり、東ジャカルタのPulogadungに建設が予定されている。既に経済性評価調査は終えている。nPT Antamは、PT Smelting社から年2,000tのアノードスライムが供給され、そこから20t/年の金が生産されるとの期待を持っている。
