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インドネシア:財務大臣が精鉱輸出税に係る新規則に署名
2017年2月11日付地元メディアによると、Sri Mulyani Indrawati財務相は精鉱輸出に課せられる輸出税を定めた新規則の発行に署名したと報道した。
財務省財務政策局のSuahasil Nazara局長は、この輸出税率はエネルギー鉱物資源省によって評価される国内製錬所の進捗と密接に関連していることを明らかにしている。新規則では、製錬所を建設している鉱業者の工事進捗率が0~30%の場合、税率は7.5%となる。30~50%では5%、50~75%は2.5%となり、75%以上で輸出税は免除される。低品位ニッケル鉱石及びボーキサイト輸出に係る最大税率は10%になる。nSuahasil局長は、財務省の試算では低品位ニッケル鉱石及びボーキサイトが輸出されることで、この新輸出税率により、年5兆IDRの追加の国家収入が得られる。
