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ニュース・フラッシュ

鉱種:
2017年2月16日 ジャカルタ 山本耕次

インドネシア:Freeport Indonesia社、Grasberg鉱山の操業を中止

2017年2月14日付地元メディアによると、PT Freeport Indonesia社(PTFI)は、Papua州のGrasberg鉱山の操業を先週より中止している。2017年1月12日以降、輸出税等の問題により銅精鉱の輸出が再開していないため。
操業の中止は、2017年2月14日にPTFI広報責任者Riza Pratama氏が報道機関に明らかにしたもの。同氏によれば、精鉱輸出が再開されないため貯鉱場が満杯になり、直ちに操業を中止することとなった。
先週インドネシア政府は、PTFI及びPT Amman Mineral Nusantara社の鉱業事業契約(COW)から特別鉱業事業許可(IUPK)への変更が承認されたと明らかにしたが、PTFIがいつ輸出を再開できるかは依然不透明のままである。
しかしながらRiza Pratama氏は、IUPKはCOWと同様の財政的及び法律的継続性を保証していないと述べている。同氏はまた、本件に関し同意に至ったことはなく、銅精鉱輸出は再開されていないことを明らかにした。

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