ニュース・フラッシュ
2017年2月16日
ジャカルタ
山本耕次
フィリピン:フィリピン鉱業協会がLopez大臣継続承認に反対
2017年2月16日付地元メディアによると、フィリピン鉱業協会は、2017年2月13日に開催された大臣任命委員会において、Regina Paz Lopez大臣の環境天然資源大臣継続に反対の意思を示した。
以下は、鉱業協会の声明:n「フィリピン鉱業協会は、環境天然資源大臣であるLopez氏と生産的且つ合理的な対話がこれ以上不可能であるとの結論に至った。協会の歴史の42年間、我々は常に政府との積極的な事業における関係を維持してきた。我々は常に、問題があっても意見の不一致があっても、その時その時の大統領が任命してきた環境天然資源大臣と、協力してきた。我々は常に、大臣と共に問題を解決すべく、友好的、専門的且つ公平な態度で議論を繰り返してきており、法律に基づいて行動してきた。
我々はRodrigo Duterte大統領の決定を尊重し、Lopez氏の大臣任命に反対の声をあげなかった。我々は、公平かつ法令順守という大統領の指示にLopez氏が耳を傾けることを期待したからである。
我々はこの指名された大臣に繰り返し働きかけている。しかしながら、8か月経過し、この指名された大臣は我々と協調しようとする意識のないことは明らかである。そして我々が恐れていることに、同氏の最近の行動は、同氏の持つ偏見によって引き起こされたものである。
我々が、Lopez氏の環境天然資源大臣承認に反対の意見を呈するのは残念なことであり、悲しむべきことである。これは、フィリピン鉱業協会が行うことができる最初で且つ唯一の方法である。
我々の状況そしてLopez氏の大臣承認反対への理解を、Duterte大統領に、大臣任命委員会に、そしてフィリピン国民に請うものである」
