ニュース・フラッシュ
2017年2月17日
リマ
迫田昌敏
ペルー:La Oroya精錬所とCobriza鉱山、2017年3月10日に入札実施
2017年2月13日付け地元紙各紙によると、清算手続き中のDoe Run Peru社の債権者集会は2月13日、同社資産のLa Oroya精錬所とCobriza鉱山両方の合計査定額を407.56百万US$とすることで合意した。
内訳はLa Oroya精錬所336.78百万US$、Cobriza鉱山70.78百万US$で、売上税(18%)を含む価格となっている。初回入札日は3月10日で、最低入札価格は合計査定額の66.6%に相当する271.7百万US$、予備となる第2回入札日は3月21日(最低入札価格は第1回入札の最低価格85%)、第3回入札は3月30日(最低入札価格は第2回入札最低価格の85%)とすることがそれぞれ定められた。
現在までのところ、入札には欧州とカナダの企業を含む合計3社の企業が参加を表明している。落札業者はLa Oroya精錬所の近代化や操業再開に約700百万US$の投資をしなければならないと見込まれている。
