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ペルー:Mina Justa銅プロジェクト、FSは2017年に完了見込み
2017年2月28日~3月1日付け地元紙各紙によると、Minsur社のKruger代表取締役は、Mina Justa銅プロジェクト(Ica州)のFSが2017年内に完了する見通しであるほか、同年末の鉱山建設開始を見据えて詳細エンジニアリング設計を並行して実施している旨明らかにした。
同プロジェクトの資本支出は1,300~1,500百万US$が想定されている。16年間とされるマインライフの初期5年間に年産銅15万tを生産し、その後減産して合計1,448千tの銅を産出する計画である。2020年の生産開始を目標にして、2017年末に鉱山建設開始を見込んでいる。
また、同代表取締役は、本プロジェクトのEIAは既に承認されているが、新たな環境基準が発表される見通しから、EIAを一部修正する可能性がある旨明らかにした。新たな環境基準が発表されることについて、同代表取締役は、現在のペルー鉱業では世界最高水準の環境基準が適用されており、各鉱山企業は今後も同様の基準を遵守したいとの意向を持っているが、あくまでも基準は技術的に裏付けられた数値であるべきだとの考えを示した。
他方、内閣に社会争議、地方分権、国土整備に特化した新たな機関が設立されたことについて、政府が社会争議に対し真摯に取り組もうとする明確なメッセージであると評価した。
