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インドネシア:独立監査員に関する規則がまもなく発行
2017年3月6日付地元メディアによると、エネルギー鉱物資源省は、精鉱、低品位ニッケル鉱石及び洗浄済みボーキサイトの輸出許可の規則で規定される独立監査員の任命に関する規則を制定する予定。
同省鉱物石炭管理局のBambang Susigit局長は、今後数週間で法案が取り纏められるとの報告を受けており、これにより鉱山会社が輸出を阻害されることはなくなるだろうとの見通しを述べた。同氏は、現在独立監査員の選定に関する要件に関して議論が行われている最中であると述べた。
インドネシア政府は2017年1月、政令2017年第1号を制定し、その中で、製錬所の建設など、一定の条件を満たした鉱山会社に最長5年間の精鉱輸出を認めている。政府は6か月毎に国内製錬所建設の状況を監査し、進捗状況によっては輸出許可が取消される可能性もある。同規則では、低品位ニッケル鉱石及び洗浄済みボーキサイトの輸出も容認されており、そのためには品位と国内製錬所のキャパシティを満たす必要がある。
