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その他:Glencore、コバルトの主要供給者として有利な立場になると予測
2017年3月1日付のメディア報道によると、DRコンゴに位置するMutanda及びKatanda鉱山を保有するGlencoreは、コバルトの主要供給者となり今後有利な立場となると予測されている。
Barclaysの鉱業アナリストIan Rossouw氏、Amos Fletcher氏、James Hutchison氏は、コバルト価格は過去1年間ですでに50%上昇しており、EV、PC、スマートフォン向けのリチウムイオン電池やポリエステル、タイヤ等への利用増により今後更に上昇する見通しであるとした。また、同アナリストはGlencoreが現在年間32,000tのコバルトを生産しており、Katanga鉱山がフル稼働になった際には50,000~60,000t水準に達すると見ているが、コバルト市場は、当面は供給不足が続くと予測している。
GlencoreのIvan Glasenberg CEOは、コバルトは需要が高まる中、副産物としてコバルトを含む新規銅鉱山の開発が見られないことを指摘し、ポテンシャルの高いコモディティとして投資先に選んだとしている。