ニュース・フラッシュ
2017年3月12日
メキシコ
森元英樹
メキシコ:加Timmins Gold社、San Francisco鉱山の生産量拡大を計画
2017年3月9日付け業界紙によると、加Timmins Gold社(本社:バンクーバー)は、San Francisco鉱山の生産量増加を計画中であることが明らかになった。同社幹部は、現在、同鉱山の操業計画の見直しを進めており、ここ数か月のうちに見直し作業が終了すると述べた。新しい計画には、不純物除去プロセスの改善、ボーリング調査の実施、及び操業活動の効率改善化が含まれる予定であり、その結果、生産量は70,000~75,000oz上昇する可能性がある。
同社は、San Francisco鉱山から持続的な収益を得つつ、Ana Paulaプロジェクト(Guerrero州)の開発を進めたいと考えており、両鉱山の開発によりメキシコでの収益力強化を図る計画である。なお、Ana Paulaプロジェクトは、2016年8月にFS調査を開始しており、2018年第2四半期に投資継続の判断を下す予定である。