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ニュース・フラッシュ

2017年3月16日 ジャカルタ 山本耕次

インドネシア:鉱業事業契約者11社との契約再交渉が完了

 2017年3月15日付地元メディアによると、インドネシア政府は、鉱業事業契約者11社との契約再交渉を完了したと明らかにした。
 エネルギー鉱物資源省鉱物石炭総局Bambang Susigit鉱物管理開発局長によると、まだ13社との鉱業事業契約(COW)再交渉が継続中であり、その中にはPT Freeport Indonesiaも含まれている。Susigit氏は、再交渉が完了した11社が既に修正契約を締結したかどうかについては明らかにしなかった。
 Susigit氏によると、再交渉において最も困難となっている点は、51%までの株式売却と税率の適用に関しての2点であるという。多くの鉱業事業者は、COWの契約期限まで税率は維持されるべきであると主張している。
 COW保持者は34社で、9社は既に修正COWを締結している。PT Vale Indonesia社は最も早く修正COWを締結し、PT Amman Mineral Nusa Tenggara社は再交渉は行わず、新規則に基づく特別鉱業事業許可(IUPK)に変更することに同意している。

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