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エルサルバドル:鉱業禁止法の審議が開催される見込み
2017年3月15日付け業界紙によると、エルサルバドルにおける金属鉱山開発禁止の動きは政府レベルで進められており、環境、社会、地域グループの鉱山開発禁止要求は大統領にも伝えられている。
大統領府のHPには、高いレベルの水質汚染を発生させる可能性のある鉱山開発が経済活動の1つであると考えることは、不適切であり、不用且つ軽率な考えである旨の大統領コメントが掲載されている。なお、2014年、Sánchez大統領は鉱山活動の禁止を公言し、経済省も賛同している。
また、エルサルバドル議会の環境・気候変動委員会は、近く、鉱山禁止法案の審議を行う予定であるが、非金属鉱業である採石業は同法案が国会を通過しても鉱業法の下、認められることとなる。最後に、2016年、豪OceanaGold社は、エルサルバドル政府が承認したEl Dorado金・銀鉱山の鉱業権取消を不服として、投資紛争解決国際センター(ICSID)に同取消措置の仲裁請求を起こしていた。