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ニュース・フラッシュ

鉱種:
タングステン
2017年3月21日 モスクワ 黒須利彦

ロシア:Tyrnyauzsky採鉱選鉱コンビナート、2022年には操業再開へ

2017年3月1日付の地元報道等によると、Tyrnyauzskoeタングステン・モリブデン鉱床(カバルダ・バルカル共和国)は、2022年に開発の再開が予定されている。
プロジェクト投資額は約190億ルーブル、鉱床開発期間は約25年である。作成中のプロジェクト案では、鉱山(鉱石年産200万t)、選鉱プラント(タングステン精鉱・モリブデン精鉱・銅精鉱年産1万3,000t)、湿式製錬プラント(無水タングステン酸年産6,000t)から成る生産チェーンの構築が予定されている。n2017年に鉱床の地下資源利用権の入札が行われる予定である。プロジェクト文書と実施スキームの作成は2018~2019年に予定されており、その完了後にインフラ及びコンビナート本体の建設を開始する。2022年に建設完了及び操業開始、2024年にはフル操業化を予定している。nTyrnyauzsky採鉱選鉱コンビナートは1940年に操業を開始し、企業城下町(ティルヌィアウズ市)を形成しているが、2000年代初頭に操業を停止していた。

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