ニュース・フラッシュ
2017年3月24日
リマ
迫田昌敏
ペルー:La Oroya精錬所とCobriza鉱山のオークション、第2回入札も不成立
2017年3月22日付け地元紙によると、3月21日、清算手続中のDoe Run Perú社資産のLa Oroya精錬所(Junín州)とCobriza鉱山(Huancavelica州)の第2回目入札が行われたが、応札企業はなく不調に終わった。
同社の資産・入札管理を行うDirige社のPeschiera代表は、応札企業が無いことについて、環境省による新たな大気環境基準が未だに発表されていないことが原因のひとつだとの見方を示した。また、3月30日に実施予定の第3回(最終)入札が不成立となった場合には、6月に再度入札を実施する可能性を示唆した。第3回(最終)入札の最低入札価格は、La Oroya精錬所が162百万US$、Cobriza鉱山が34百万US$、合計196百万US$に設定される。
