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ニュース・フラッシュ

2017年4月4日 モスクワ 黒須利彦

ロシア: ロシアで大規模な新規ウラン鉱床の開発を開始

 2017年3月27日付の地元報道等によると、Khiagda社(Rosatom社のウラン企業ARMZ社傘下)は、Vershinnoeウラン鉱床(ブリヤート共和国バウント・エヴェンキ地区)の開発を開始した。Vershinnoe鉱床はKhiagda社が開発を進めるKhiagda鉱床域(ウラン総埋蔵量は約4万5,000t)にある8つの鉱床の1つであり、ウラン4,577t、初生産は2018年を予定している。
 Khiagda社はこれまでKhiagda鉱床(ウラン埋蔵量約1万850t)を開発しており、現在はIstochnoe鉱床(ウラン埋蔵量2,055t)の採掘準備を行っている。今後は採掘を拡大し、Tetrakhskoe、Dybrynskoe、Namaruskoe、Koretkondinskoe、Kolichikanskoe鉱床の開発を開始する予定である。同社は2019年にはウラン年産量を1,000tにする予定である。

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