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ニュース・フラッシュ

2017年4月4日 シドニー 山下宜範

豪:鉱業及び関連セクターはGDPの15%で経済に大きく貢献:鉱業協会

2017年3月28日、豪州鉱業協会(MCA)は鉱業セクターの経済への貢献度は一般に考えられているよりも大きいとする調査報告を発表した。nMCAがDeloitte社に委託して実施した調査報告によれば、鉱業セクターに加えて鉱業関連の機器、技術及びサービス(METS:Mining Equipment, Technology, and other Services)セクターも加えるとGDPへの貢献度は2倍になる。石油ガスを含めた鉱業セクターがGDPに占める割合は7%程度とされているが、2015/16年度における鉱業セクターにMETSセクターを加えた付加価値の合計は2,368億A$でありGDPに占める割合は15%になっている。また鉱業及びMETSセクターの雇用は110万人であり全雇用の約10%を占めている。
豪州準備銀行のボードメンバーであるIan Harper氏はマイニングブームのうち投資ブームは終わったものの、鉱業セクターは今もなお経済の重要なプレイヤーであると述べている。

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