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ニュース・フラッシュ

鉱種:
2017年4月7日 ジャカルタ 山本耕次

インドネシア:Freeport Indonesia社の精鉱輸出は新規則の施行待ち

2017年4月6日付地元メディアによると、PT Freeport Indonesia社(PTFI)は、銅精鉱輸出に関し、エネルギー鉱物資源省の暫定IUPKに関する規則の施行を待っている状態。nPTFI広報責任者Riza Pratama氏は2017年4月5日に、インドネシア政府が暫定IUPKに関する規則を施行すれば、同社は直ちに銅精鉱輸出を再開するとの声明を発表した。
これに先立つ2017年4月4日、エネルギー鉱物資源省Teguh Pamuji事務次官は、PTFIと当局間の交渉において、政府が暫定IUPKを施行し銅精鉱輸出を再開することに両者が同意したと明らかにしている。nTeguh次官はまた、暫定IUPKに関して大臣規則を施行することについても明らかにしている。同氏によれば、PTFIが暫定IUPKのステータス下で操業を継続する間、当局は鉱業事業契約(COW)の趣旨を尊重することになる。
一方、同省鉱物石炭総局長Bambang Gatot Ariyono氏は、PTFIが輸出できる銅精鉱の割り当ては、同社宛レターに記載されている1.11mtに制限されると述べた。当該レターは2月にPTFIに送付されたもので、2018年2月18日までの輸出割当量1.11mtが定められている。

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