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- 銅 ベースメタル
ペルー:MMG社、ペルーで新たな銅プロジェクト参入に意欲示す
2017年4月10日付け地元紙によると、MMG社(本社豪州)のMarcelo Bastos操業部長は、Las Bambas銅鉱山(Apurímac州)に引き続き、ペルーにおいて新たな銅プロジェクトに参入する可能性を検討している旨明らかにした。同部長は「MMG社はペルーに満足しており、Las Bambas鉱山の操業は順調だ。今後適当な案件に参入する機会があれば検討したい」とのコメントを行った。さらに、現在Anglo Americanが共同開発パートナーを模索しているQuellaveco銅プロジェクト(Moquegua州)に関しては、「本格的な検討を行ったわけではないが、興味深いプロジェクトであると考えている」とコメントしたほか、その他にも参入や買収可能なプロジェクトについて、頻繁かつ活発に検討している旨明らかにした。一方、2017年2月に就任したMMG社のJiao Jian新CEOも、銅や亜鉛の開発拡大や買収の方針を表明していた。Las Bambas鉱山の2017年の生産量は420,000~460,000tとなる見通しである一方、2017年の生産(C1)コストは、2016年の1.02US$/lbから0.85~0.95 US$/lbへ削減することが目標とされている。
