ニュース・フラッシュ
2017年4月11日
ジャカルタ
山本耕次
インドネシア: エネルギー鉱物資源省がCOWからIUPK移行に関する新規則を公布
2017年4月11日付地元メディアによると、エネルギー鉱物資源省は鉱業事業契約(COW)から特別鉱業事業許可(IUPK)への移行に関する規則を公布した。この規則は大臣規則2017年第28号で、精製錬による付加価値化を定めた大臣規則2017年第5号の修正となっている。
規則第28号では、規則第5号の第19条の修正のみを対象としており、IUPKの付与はCOWの終了であることを規定している。IUPKはCOWが契約期限を終了するまでに、あるいは、操業が順応するのに十分な期間をもって付与される。IUPKが付与されるまでは、政府とCOWホルダーとの契約関係は維持され、加えて、IUPKの適用において合意が成立しない場合、COWの各条項が再適用される。
当該規則は、2017年2月10日にJonan大臣とPT Freeport Indonesiaによって明らかにされた内容とほぼ同じである。PT Freeport IndonesiaはIUPKへの適用に6か月の期間を与えられたが、政府と同意に至らなければ、COWに戻るとされている。
