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- 鉱種:
- 銅 亜鉛
カザフスタン:RCC社、自社カザフスタン部門発展に約10億US$を投資
2017年4月4日付の地元報道等によると、Russian Copper Company(RCC社)は、自社カザフスタン部門発展の一環として、現在、Vesenne-Aralchinskoe鉱床に鉱山(銅・亜鉛鉱石の年産能力50万t)を建設している。また将来的に、Kundyzdy及びLimannoe鉱床(銅・亜鉛鉱石の年産能力は計400万t)の開発も予定している。
カザフスタンにおけるRCC社の主要資産であるAktyubinsk Copper Companyは、2015年に銅・亜鉛鉱石の選鉱設備を追加購入し、これにより回収率を銅90%、亜鉛80%に上げることに成功した。
これらのプロジェクトを含めると、2004年にRCC社がカザフスタンに進出して以降、RCC社によるカザフスタン部門への投資総額は約10億US$に達する見込みである。新たに1,500名の雇用が創出される予定であり、既存事業所の生産体制近代化も従業員のレイオフを前提としていない。
