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ニュース・フラッシュ

鉱種:
2017年4月28日 リマ 迫田昌敏

ペルー:Hochschild Mining社のペルー国内操業鉱山の2017年第1四半期生産量

2017年4月27日、Hochschild Mining社(本社ロンドン、リマベース)は、2017年第1四半期業績を公表し、そのなかで、ペルー国内操業鉱山の同期生産量を明らかにした。Inmaculada金銀鉱山(Ayacucho州)での同期生産量は、銀が前年同期比約27%増の1,239千oz(約38.5t)、金が前年同期比約23%増の41.79千oz(約1.3t)だった。同鉱山では2017年1月31日に坑内事故が発生し、その後はAu 5.6g/t、Ag 191g/tの平均粗鉱品位の貯鉱79千tを処理することにより上記の増産を達成した。同社は、同鉱山の2017年生産目標である230千金相当oz(17百万銀相当oz、2016年実績は16,948千銀相当oz)は達成できると見込んでいる。Arcata金銀鉱山(Arequipa州)での同期生産量は、銀が前年同期比約15%減の1,165千oz(約36.2t)、金が前年同期比約12%減の4.14千oz(約129㎏)だった。同鉱山の鉱脈幅の劣化により、減産を余儀なくされたが、次期以降粗鉱銀品位は上昇すると同社は述べている。同鉱山の2017年生産目標は約7百万銀相当oz(2016年は8,011千銀相当oz)。Pallancata金銀鉱山(Ayacucho州)での同期生産量は、銀が前年同期比約57%増の964千oz(約30.0t)、金が前年同期比約28%増の3.89千oz(約121㎏)だった。

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