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ニュース・フラッシュ

鉱種:
亜鉛
2017年5月1日 メキシコ 森元英樹

メキシコ:Fresnillo 社、2017年第1四半期生産を発表

2017年4月26日付け業界紙によると、2017年第1四半期のFresnillo社の銀生産量は、San Julian鉱山の生産開始等により対前年同期比10.7%増の420tとなった。同期おける同社の主な鉱山の銀及び金の生産結果は下記のとおり。

  • San Julian鉱山(Chihuahua州):2016年7月から第1フェーズとしての操業を開始した同鉱山の2017年第1四半期の生産量は銀43t及び金626㎏となった。なお、第2フェーズは同年第2四半期から試験を開始する見込みである。
  • Saucito鉱山(Zacatecas州):同期における銀生産量は対前年同期比5.3%減の160tであるが、同社最大の銀産出鉱山となった。減産要因は、粗鉱品位の低下、鉱山保安を確保するため高品位地域へのアクセス制限がある。同期における金、鉛及び亜鉛の生産量は、それぞれ17%減の559㎏、1.7%減の4,754t及び15.4%減の5,139tとなった。
  • Fresnillo鉱山(Zacatecas州):同期の生産量は、粗鉱品位向上により銀が対前年同期比3.5%増の138t、金が同10.1%増の352㎏、鉛が同9.9%増の5,170t及び亜鉛が同30.5%増の6,707tとなった。
  • La Herradura金鉱山(Sonora州):同期の金生産量は対前年同期比16.6%減の3.4t及び銀が同17.5%減の3.6tである。
  • Cienega鉱山(Durango州):金が対前年同期比1.2%増の543㎏、銀が同13.6%増の41t、鉛が0.5%減の1,536t及び亜鉛が19.9%増の1,960tである。
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