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ニュース・フラッシュ

鉱種:
2017年5月1日 メキシコ 森元英樹

メキシコ:加 Agnico Eagle Mines社、メキシコ3鉱山の鉱山寿命拡張に向けた予算を計上

2017年4月28日付け地元紙によると、加 Agnico Eagle Mines社(本社:トロント)は、同社がメキシコに保有する3鉱山の鉱山寿命拡張及びEl Barqueñoプロジェクトの探査を目的として2017年探鉱費用26.8mUS$を予算計上する計画である。Pinos Altos鉱山では、鉱山寿命の拡張を見越し抽出プラント建設の第3工程に入っており、プラント稼働後は、銀生産量を500,000oz/年にまで拡大する見込みである。また、Crestón Mascota鉱山のBravo地区、Madrono地区及びLa India鉱山周辺のボーリング調査では、優良な結果を得ており、各鉱山寿命は拡張が見込まれている。同社の2017年第1四半期の金生産量は、前年同期の87,899ozから減少し82,900ozとなった。鉱山別では、Pinos Altos鉱山が48,117ozから45,360ozに、Crestón Mascota鉱山が11,551oz から11,244ozに、La India鉱山が28,231ozから26.296ozに減少している。なお、同社は、本年の金生産量を310,000oz、直接コストを553US$/oz(2016年:355,230oz、390US$/oz)と推計している。

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