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- 金 銀 ベースメタル
メキシコ:2017年第1四半期Mercedes金・銀鉱山のコスト、削減
2017年5月11日付け地元紙によると、加Primer Gold Mines社は、同社がSonora州に保有するMercedes金・銀鉱山のコスト削減が順調に進んでいることを明らかにした。なお、同鉱山は、2016年10月に加Yamana Gold社から買収した鉱山である。
・ 2017年第1四半期の全維持コスト(AISC)は、副産物(銀)クレジットにより前年同期の811US$/ozから785US$/ozへと改善した。(保有2鉱山の平均値)。
・ Mercedes鉱山の同期のAISCは前年同期の785US$/ozから746US$/ozに減少している。これには外部委託作業依存体制の見直し、採掘方法の変更及び狭い立坑デザイン変更を行うとともに小型採掘機、抽出プラント費用等が含まれており、Yamana Gold社保有時代の粗鉱処理量2,000t/日以下から最大能力を2,200t /日に拡大したもののコストは削減した。
・ 2017年3月、新たな鉱脈であるDiluvio鉱脈へのアクセスを開始しており、現在Rey de Oro鉱脈及びMariana鉱脈へのアクセス坑道掘削を進めている。現在同鉱山には、9機のボーリング機がある。本年中には総延長50千mのボーリング探査が終了する見込みである。
・ 2017年第1四半期の同鉱山の生産量は、金が前年同期の699㎏から689㎏に、銀が3.1tから2.8tへ減少している。
