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ペルー:Yanacocha鉱山Quecher Main鉱床、2018年に生産開始前倒しか
2017年5月15日付け地元紙によると、ペルー鉱業大会ProExplo2017に参加したNewmont Mining社(本社米国)の地質担当者らは、Yanacocha鉱山Quecher Main酸化鉱鉱床での生産開始が2018年に前倒しされる可能性を示した。同鉱床の埋蔵鉱量は、金量にして約1.5百万oz(約47t)と見込まれ、年産金量200千oz(約6.2t)の生産で、同鉱山全体の年産金量を500千oz(約16t)に押し上げるものと期待されている。また、同鉱山のChaquicocha銅・金硫化鉱鉱床でも精力的な探鉱により、鉱物資源量として金量2.3百万oz(約72t)が計上されている。
2017年2月、2019年末とされる同鉱山の延命に向け、同社CEOのGary Goldberg氏は、2020~2025年の間に年産金量200千oz(約6.2t)を生産する計画のQuecher Mainプロジェクトについて、2017年下半期に、建設費用275~325mUS$をかけて開発に移るか否かの決断を迫られると述べていた。
