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ニュース・フラッシュ

鉱種:
亜鉛
2017年5月22日 モスクワ 黒須利彦

カザフスタン:KAZ Minerals社の2017年第1四半期の生産実績

2017年4月27日付の地元報道等によると、KAZ Minerals社の2017年第1四半期(Q1)の生産実績は、銅生産量は52.1tで、前期比16%増、前年同期比130%増となった。生産増加は、Aktogay硫化鉱選鉱プラントの順調な操業開始とBozshakol選鉱プラントの生産拡大継続による。
また、鉱石採掘量は1,690万t(前期比27%増、前年同期比59%増)で、うち硫化鉱770万tは選鉱プラントで処理され、酸化鉱420万tはAktogayのリーチングパッドに堆積、粘土鉱石510万tはBozshakolに貯鉱された。処理鉱石の銅平均品位は0.8%であった。
亜鉛精鉱(純分)生産量は1万5,500tで、前期(1万9,200t)に比べ減少したが、これはArtemyevskaya採鉱場の鉱石の亜鉛品位が一時的に低下したことによる。
金生産量は4万2,500ozで、前期(4万2,000oz)比ほぼ横這いであった。

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