ニュース・フラッシュ
- 鉱種:
- 金
豪:Rio Tinto、小規模サプライヤーへの支払期限を短縮
2017年5月19日付けの地元メディアによれば、Rio Tintoは小規模のサプライヤーに対する代金支払の期限を30日以内に短縮した。支出額が100万A$以下の豪州のサプライヤーが対象であり、2017年7月1日から実施する。
通常のRio Tintoが行う支払の期限はインボイスが届いてから45日以内であり、上記以外の事業者に対してはこの支払期限は変更しない。Rio Tintoによれば、現在、アボリジニの企業を含む300社のサプライヤーに対しては支払期間が30日以内となっているが、これらの支払期限には変更はない。また個別交渉で決められた支払い期限も影響は受けない。Rio Tintoは、速やかな支払いを通じて、小規模事業者のキャッシュフローの管理を助けることが出来ると述べている。
なお、2016年、Rio Tintoは、厳しい市場環境に鑑みてサプライヤーへの支払期限を45日以内から60~90日以内にまで延長するという方針を示し、サプライヤー企業や政府からも批判を浴びて、この方針を撤回した経緯がある。
