ニュース・フラッシュ
2017年6月17日
メキシコ
森元英樹
ニカラグア:議会、新鉱業公社の創設を承認
2017年6月14日付け地元紙によると、ニカラグア鉱業会議所(Caminic)は、同国の雇用創出と富を生み出すため民間の取り組みを補完する新鉱業公社を設立すると述べた。鉱業ニカラグア公社(Eniminas)は、Caminicにより承認され、続いて議会下院は、翌週の本会議において同公社の創設を承認する予定である。Eniminas創設法第5条の規定によると、同公社は国の鉱物資源の合理的な探鉱と採掘の実施と開発を担い、同公社の機能、権限及び義務は、鉱山探鉱採掘特別法第6条により定められている。Caminic会頭は、公社創設は、雇用と富の持続的創出を促進する民間企業を補完するものである。ニカラグアは、鉱業採掘のポテンシャルを有しており、Eniminasはその旗振り役を果たす。公社はそれらの地域を発展させるために国内外企業とJVを組むことが出来る。なお、公社役員は4人で構成される予定だが、役員に民間からの代表者を入れるべきと提案している旨述べた。エネルギー鉱山大臣は、ニカラグアは、鉱業活動地域60,000㎢を有し、15,000㎢が利用でき、その地域を同公社の設立により開発に繋げられる可能性がある旨強調した。
