閉じる

ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル
2017年6月19日 モスクワ 黒須利彦

ウズベキスタン:12金鉱床を外国投資家に供与へ

2017年6月5日付の地元報道等によると、ウズベキスタン政府は、2017年6月初旬、外資参加による商業開発に向け12の金鉱床のリストを承認した。このリストに入っているのは、国内4地域(タシケント州、サマルカンド州、ナヴォイ州、カラカルパクスタン自治共和国)にある金珪酸鉱と金硫化鉱が主体の鉱床である。供与される鉱床の金総埋蔵量(カテゴリC2)は14.5t以上である。
外国投資家に供与される鉱床の主な選定基準の一つは、ウズベキスタンの二つの国営産金企業NGMK (Navoi Mining and Metallurgical Combinat)とAGMK(Almalyk Mining-Metallurgical Complex)の長期発展プログラムに当該鉱床が含まれていないことである。また、鉱床は、自然保護地域、国境地帯、地質ハザード地帯、都市開発地域の外に位置し、深度においては経済的妥当性をもつ域内にある。この鉱床リストは、最長5年毎に、当該期間の地質調査で取得した新しい地質情報を踏まえて更新される。

ページトップへ