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- 鉱種:
- 亜鉛 ベースメタル
インドネシア:中国・中色株式、鉛亜鉛資産を13.7億元で買収
安泰科によれば、中色株式は傘下の子会社である中色シンガポール有限公司を通じて、PT. DAIRI PRIMA MINERAL社(PT.DPM社と略称)の51%の権益を買収予定で、取引額は1.989億US$(約13.7億元に相当)である。
中色株式の全額出資子会社である中色シンガポール公司は、Gain & Win Pte. Ltd.社(G&W社と略称)、PT BUMI RESOURCES MINERALS TBK社(BRM社と略称)と条件付きの「権益買収契約」を締結した。当該契約に基づき、G&W社が保有するPT.DPM社80%の権益をBRM社に移転し、中色株式は傘下の全額出資子会社である中色シンガポール公司を通じて1.989億US$で(約13.7億元に相当)BRM社が保有するPT.DPM社51%の権益を買収予定。買収後、中色シンガポール公司はPT.DPM社51%の権益を保有、BRM社は29%の権益を保有、残りの20%はPerusahaan Perseroan(Persero)PT Aneka Tambang社(PT ANTAM社と略称)が保有する。
現在、PT.DPM社の主要資産は、Dairi鉛亜鉛鉱山であり、当該鉱区の面積は275.2㎢で、Anjing Hitam、Lae JeheとBasecamp等6か所の鉱区が含まれている。そのうちAnjing Hitam鉱区は探査段階にあり、Lae Jehe鉱区は精密調査段階にあり、残りの4鉱区は一般調査段階にある。Anjing Hitam鉱区の鉱石資源量は810万t、亜鉛の平均品位14.6%、鉛の平均品位9.1%、鉛亜鉛合計量は192.6万t(金属量)、随伴共生している銀含有量は98.8t(金属量)である。Lae Jehe鉱区の資源量は1,620万tで、亜鉛の平均品位8.2%、鉛の平均品位4.5%、鉛亜鉛総量205.7万t、随伴共生している銀含有量は102tである。
インドネシアは「一帯一路」沿線国家で、今回の取引によって、インドネシア政府及び現地企業との協力を強化し、海外関連請負プロジェクトや取引事業を大いに展開することができる。
