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ニュース・フラッシュ

鉱種:
2017年6月23日 リマ 迫田昌敏

ボリビア:Comibol“再建”に関する最高政令承認

2017年6月9日付け地元紙によると、César Navarro鉱業冶金大臣は、ボリビア鉱山公社(Comibol)の“再建”に関する最高政令(大統領令)が承認されたと発表した。これまで同公社は、鉱業共同組合等が支払う採掘権のリース料で運営されていたが、同政令により、生産と販売活動に参加及び同活動を管理する機関となる。同政令第1条において、同公社の代わりに「Comibol E.C.(Empresa Corporativa)」を創設すると規定されており、Huanuni、Colquiri、Corocoro、Vinto、Karachipampaの旧Comibol傘下の独立会社がComibol E.C.社の子会社となる。
これに対し、6月12日、ボリビア鉱山労働者組合連合(FSTMB)のRichard Callisaya代表は、本改組により、国営鉱山会社労働者の再契約による実質的な大量解雇の危惧があると反発し、反論提案のための委員会を立ち上げると述べた。n6月13日、Navarro大臣は、今回の改組によって、従前の国営鉱山会社やプロジェクトが影響を受けることはないと発言した。

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